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体験談240731「相性」

「相性」

近畿まで出張催眠に行ってきました。
お相手の掛かり手さんとは事前にコミュニケーションをとっていて、当日も食事をしながら楽しく会話ができたので、今日は素敵な催眠体験をしていただけるなと思っていました。

…が、満足させてあげられませんでした。

失敗の原因はひとえに僕の力不足で、掛かり手さんの希望にきちんと応えられなかったことに尽きます。
トランスまで入ってもらって、そこからご希望の境地へと語りかけで誘導するのですが、僕の腕が短すぎて彼女が望む境地まで届かなかった、というわけです。

「相性ってありますよね」と慰めてくださったのですが、たしかに技術云々ではなく、お互いのスタンスのズレで、本来なら導ける境地へお連れできないという結果を産んでしまったです。
ご迷惑を掛けてしまいましたが、術師としては非常に良い勉強をさせていただきました。

普段から催眠にお付き合いしてくださっている掛かり手さんとはそれこそ相性が良いのか、「じゃあこれから催眠を掛けますね」と言ってるそばからガクンと落ちる方もいる中、全力を尽くしてもすぐに目を開けてしまう方もいるのだと、改めて肝に銘じた次第です。
全ての掛かり手さんに愛される術師などいるはずもなく、相性の問題はどうしようもない点もあるかもしれませんが、自分のキャパはできるだけ広げるよう。これからも精進していきたいと思います。

それはそれとして、関西在住のその掛かり手女性さんは、知的でユーモアのある美人さんで、とても素敵な方でした。
(2024.7.31)
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